DIYクラフト・和室の畳に帆布を敷いて出入り自由な猫の部屋
和室はリビングに接していますが、初めから猫に自由に出入りさせるつもりで、入り口のドアを外してカーテンに替えてあります。
和室にはキャットタワー、キャットウォーク、キャットポールを設置してあります。
猫の出入りと畳
リビングから勢いよくカーテンをくぐり抜け、キャットポールに駆け上り、キャットウォークを通って、キャットタワーの中段から飛び降りるという障害物レースがお気に入りです。
畳なので、走り回って滑ったり、着地の時に足腰に負担がかかったりする心配はありません。とはいえ、そんな勢いで毎日レースをされては、畳がすぐに傷んでしまいます。
敷物を敷く
私は畳の質感が好きなので、何も敷かずに直に畳の上で生活したいのですが、猫が走り回ってボロボロになった畳は好きではありません。
仕方がないので何か敷くことを考えましたが、通気性が悪くなって、ダニやカビが発生したら困ります。
カーペットの下に敷く防湿シートのようなもの敷きっぱなしでは気になります。
そこで、はじめはゴザを敷きました。そして、1年半でゴザから帆布に替えました。
ダニ・カビ対策
押し入れや家具の裏などに市販のダニ捕りシートを設置していますが、畳の上にカーペットなどを敷くことでダニの発生源になるのではないか心配でした。
一般的なカーペットと比べると、ゴザや帆布は薄く、通気性も良さそうです。2畳分でも、さほど重くないので掃除の度に外に出して天日干しできます。
さらに、帆布なら丸洗いできます。
3m45cm×110cm幅の11号帆布ですが、洗濯機の大物洗いコースで洗っています。
端の処理
ゴザも帆布も家具や建具に合わせてカットしました。カットした部分がほつれてくるため、ゴザは木工用ボンドで端の処理をしました。
洗う予定がなかったので、手近な木工用ボンドを使用しました。
帆布は洗濯可能な手芸接着剤で端の処理をしました。
100円ショップで購入した接着剤です。1本で十分間にありました。
どちらも、端の処理をした後にカーペットピンで留めました。
使い勝手
ゴザは畳と同じ質感で、畳の部分とゴザの部分の差もあまりなく快適でした。しかし、畳と同様に痛みます。
掃除のたびに、左右や表裏を入れ替えましたが、あまりにも毛羽立ちがひどくなり1年半ほどで破棄しました。
また、畳の目の向きによっては、猫が滑ることがあります。
帆布の質感は、カーペットよりも畳やゴザに近く、夏場もさらっとしていて気持ちが良いです。猫が滑ることもなく、ゴザよりも丈夫です。しかし、髪の毛や猫の毛などのゴミが目立ちます。ただし、粘着カーペットクリーナーを使っても、カーペットほど繊維が粘着シートに付くことがないので、掃除はしやすいです。
大失敗
見た目はゴザのほうが和室らしくて好みですが、長持ちしないことと、だんだん繊維が毛羽立ってきて細かいゴミが出ることが難点です。
帆布は生成の生地で、敷いた当初は違和感がありましたが、慣れると天然の色が和室に合っているように感じられます。
ゴザよりも気に入っている帆布ですが、大失敗をしました。洗うと縮みます。はじめからわかっていたことですが、かなり縮みます。
購入後、消臭スプレーを吹きかけて天日干しをしました。これでいくらか縮んだので、もう大丈夫だろうと家具や建具に合わせてカットしました。しかし、その後、洗濯機で丸洗いしたところさらに縮んでしまいました。
力技で伸ばしながら敷いて、間隔を細かくカーペットピンで留めて、なんとか使っています。
最初にしっかり水通ししてからカットすべきでした。
それでも敷こうと思うなら
ゴザを敷くなら、1年半くらいで交換が必要になります。また、縁の部分が伸びてきて、だんだんたわんできます。
帆布を敷くなら、はじめに水通しは必須です。生地にもよりますが、およそ1割は縮むことを想定しておくことをおすすめします。
縮むことさえ想定していれば、帆布はいつも清潔に保つことができ、質感も良くて猫も人間もとても快適です。
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