我が家の猫・猫様の1ヶ月の生活費

2024年1月28日

猫を飼うにあたって、もちろんランニングコストがかかることは承知していましたが、具体的な金額までは考えていませんでした。

とりあえず、避妊手術や不定期の特別な出費は別として、餌とトイレ用品、その他もろもろ…。

1ヶ月にいくら位の費用がかかるのか

毎月、無理なく使える金額として、漠然と10,000円くらいかなと考えていました。

猫を飼い始めて3年目に突入し、餌の量やトイレ用品の交換サイクルも固定化してきたので、猫様の1ヶ月の生活費を計算してみました。

餌(食費3,776円)

主食(3,296円)

餌は、猫の好みや飼い主の好み、ひょっとするとダイエットや腎臓ケアのための専用フードが必要になる場合もあります。

我が家では、飼い主の好みで、1.5kgで4,708円のドライフードを定期購入しています。
我が家の猫の体重は平均3.2kg、動物病院の先生に適正体重の太鼓判をいただきました。

餌の量は1日に35g与えているので、1ヶ月で1.05kg消費して、1ヶ月3,296円です。ドライフードのみでウェットフードは与えていません。
安価なものを選ぶなら、ホームセンターやドラッグストアで見かける市販のドライフードだと1.5kgで500円~1,000円が相場のようです。

おやつ(480円)

与えるものや頻度によって違いますが、我が家では1日1回だけ鯛パウダーを与えています。
鯛100%の粉末で1袋25gで480円です。1回に2つまみ程与えて、1袋でちょうど1ヶ月480円です。

トイレ、歯磨き、シャンプー(日用品2,575円)

トイレ用品(1,003円)

システムトイレなので、トイレマットとトイレチップを使っています。

トイレマットは1枚あたり約100円のもので、1週間に1回交換するので1ヶ月400円です。
トイレチップは2.5lで約600円、1ヶ月で全交換するので1ヶ月600円です。
小柄な猫なのでトイレは小さめ、排泄物もチップを汚さない絶妙な硬さなので、チップを途中で捨てたり継ぎ足す必要はほとんどありません。

トイレの消臭には、クエン酸スプレーを使っています。
330gで約300円のクエン酸を溶かしてスプレーにしています。
1ヶ月で3g…計算する必要もないくらいの金額ですが、1ヶ月3円です。

歯磨き用品(1,530円)

歯ブラシは人間の赤ちゃん用の歯ブラシで約190円、1ヶ月ごとに交換するので1ヶ月190円です。

歯磨き剤は犬猫用のデンタルジェルで1本40gで1,200円です。
1本で6ヶ月使うことができているので1ヶ月200円です。
開封後は早めに使い切ったほうが良いので、もう少し多めに使用したほうがいいのかもしれません。
しかし、つけすぎると口のまわりがベタベタしてしまうので、1回に使う量は小豆粒くらいです。

歯磨きの後のごほうびも兼ねて口腔内の善玉菌を増やすサプリメントを与えています。
これは、1箱100錠で3,800円、1日1回1錠なので1ヶ月1,140円です。
オンラインショップなどでは、もっと安価に購入できるところもあるようです。

シャンプー用品(42円)

長毛種の場合は、ペットサロンでトリミングしたり爪切りなどをすることがあるようですが、我が家の猫は1度も利用したことはありません。
月に1回、自宅でのシャンプーだけです。爪切りも嫌がらずに自宅でさせてくれます。

我が家の猫は短毛種なので毛がからむこともなければ、完全室内飼いなので本来はシャンプーも必要ありません。
完全に人間の都合ですが、一緒に暮らす上で衛生的であってほしいので、猫には申し訳ないのですが月に1回だけ我慢をしてもらっています。

ペット用の低刺激のリンスインシャンプーを使っているので、これ1種類だけです。
1本で約500円ですが、およそ1年使うことができているので1ヶ月48円です。
1本で数千円もするオーガニックのものや、シャンプーとコンディショナーが別々のものもあります。
我が家ではとにかく、手早く終わらせることができるように泡タイプのリンスインシャンプーを使っています。

健康診断、予防薬(医療費2,925円)

毎月1回、健康診断のために動物病院へ連れて行きます。
どこも悪い所はないので、毎月連れて行く必要はないのかもしれませんが、初めて飼う猫なので心配事を相談したりアドバイスをもらったり、飼い主の安心のために毎月通っています。

我が家の猫が行く病院では、初回の診察料は1,500円ですが、以降は診察料500円なので、1ヶ月500円で計算します。

予防のために毎月、ノミ・ダニ・寄生虫の駆除薬1,700円をもらっています。
我が家の猫は通年予防していますが、春夏秋の期間だけでも良いようです。

肛門腺絞りは必要のない猫もいるようですが、我が家の猫は肛門腺絞り800円をしてもらいます。3ヶ月に1回なので1ヶ月267円です。
何度か自宅で試したのですが上手に絞れず、猫が気の毒なので、動物病院でお願いしています。

1年に1回、感染症予防のワクチンを打ちます。
我が家の猫が行く病院では、猫4種混合ワクチン5,500円なので1ヶ月458円です。

合計(生活費9,276円)

猫を飼う前に、漠然と考えていた10,000円でおつりがきます。

我が家は昼間、家に家族が居て、必要に応じてエアコンを入れているので、猫のためにあらたまってエアコンを入れることはありません。
しかし、家に誰もいなくても猫のためだけにエアコンを入れて出かけるお宅もあるでしょう。そうなると光熱費もプラスしなければなりません。

まった、最近は、めったに新しいおもちゃを買うことはありませんが、おもちゃが大好きな猫なら、次々と新しいおもちゃを買い与えたくなるかもしれません。

もう少し節約するなら

例えば、ドライフードをもう少し安価なものに替えたり、サプリメントは必要ないと判断すれば、3,000円くらい削ることがそうです。

トイレもシステムトイレではなく猫砂だけを使用するタイプのほうが、猫砂の種類も豊富で安価なようです。
飼い主的には、猫砂だけのタイプはお掃除が面倒そうなので、システムトイレ推しです。

また、健康診断は毎月ではなく季節ごとにして、ノミ・ダニ・寄生虫の駆除薬を3ヶ月分まとめてもらってくる、肛門絞りは自宅でやるなど、少しずつ費用を抑えられるところはありそうです。
猫的には、歯磨きやシャンプー、健康診断、予防薬もいらないと思っているかもしれません。

もっと費用をかけるなら

ペット保険には入っていませんが、入るとしたら3歳の雑種で、毎月の掛け金は500円~3,000円と幅があります。
補償内容の違いを見比べて、あまりにも細かすぎて検討保留中です。
万が一の時には、保険がなくてもしっかり医療をうけられるように猫貯金をしておこうと思います。

また、我が家では餌はドライフードのみ、おやつは最小限しか与えていませんが、もう少し贅沢な食卓にするとしたら…。
市販のウェットフードは50円のものなら、1日1回で1ヶ月1,500円、液状おやつは39円のものを1日1本で1ヶ月1,170円です。

トイレの消臭に、今はクエン酸スプレーを使っていますが、以前使用していた猫専用の消臭剤は1本800円ほどで約1ヶ月で使い切っていました。

もし飼っている猫が長毛種で、毛玉が絡みやすくてトリミングに連れて行くとしたら、1回5,000円以上かかるようです。

1ヶ月にいくら位の費用をかけるのか

猫にいくら位の費用をかけるかは、人それぞれ、猫それぞれ、餌とトイレ用品くらいで1ヶ月5,000円くらいの生活費で暮らしている猫もいるでしょう。

これでいいのか、満足しているのか、猫に聞いてもわかりません。
猫が快適に暮らせるように、飼い主が無理をせず尽くすくらいが、ちょうど良いのかなと思っています。

我が家では、猫を飼うのは初めてなので、あくまでもひとつのケースとして、ご参考になれば幸いです。

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