賃貸DIY・猫がコードを噛む理由「そこにコードがあるから」

2024年9月25日

光ファイバーケーブル、電源コード、アンテナケーブル、しっかり固定してカバーしてあります。

コードやケーブルを噛む

コード類は適度な弾力があって、触った時に跳ね返ってくる動きが面白いようです。また、噛んだ時に柔らかすぎず硬すぎず、丁度良い噛み応えがあるようです。
こんな素敵なおもちゃが部屋の中にあるのだから、猫が遊ばないわけがありません。

猫にとっては、遊びたいときに応えてくれる素敵なおもちゃかもしれませんが、火災の原因になりかねません。
使っていないコード類でも、噛み千切って誤飲してしまう心配もあります。

コードやケーブルを噛まれないための対策

コード類は、風が吹いて揺れたり、人や猫が触れて動いたりすると、猫が興味をもってじゃれついてきます。

猫に関心をもたせないために、視界に入れないように隠す。
視界に入っても興味をもたせないために、動かないように固定する。
興味をもってじゃれついても、安全なようにコード類を保護する。

猫に悪気はないのです。そこに面白そうなものがあるからいけないのです。

隠す

テレビ台の裏側はプラダンで覆って、配線が猫に見えないようにしました。

テレビ裏のコード類は、猫が伸び上がれば手が届く高さですが、コード類が揺れないようにまとめてあるので猫は無関心です。

テレビ台は壁から離れているので、床を這うコードの上にタイルカーペットを敷いて、コードが見えないように隠しました。

コードの上に重い物などを置いてしまうと、断線して火災の原因になる恐れがありますが、猫1匹くらいなら大丈夫でしょう。

固定する

リビングの家電製品は移動する予定はないので、コード類はすべて固定して、プラスチック製のモールでカバーしました。

ケーブルは、細い釘1本だけで留めるケーブルステップルで、壁に固定しました。モールは、壁の下部の幅木に両面テープで貼りつけました。
どちらも、使用しなくなったら取り外すことができて、壁や床に大きな傷をつける心配もありません。

保護する

サーキュレーターのような、たまにしか使わないけれど、使っている間にそばを離れることがある家電は、コードをスパイラルチューブで保護しました。

使い終わったらコードを抜いて、片づけます。

そこにコードがあるから

和室に置いてあるテーブルタップは、ポリプロピレンの収納ケースでコードを隠しています。
多少コードが見えても、長くゆらゆらしていなければ、我が家の猫は興味がないようです。

このテーブルタップで寝ている間にスマホの充電をします。
昼間は電源アダプタだけ差しっぱなしで、USBケーブルは収納ケースに入れてあります。寝る時にケーブルを接続して充電開始して、朝起きたらケーブルを片づけます。

夜は、ゆらゆら楽しいUSBケーブルが目に入っても、すぐ隣で飼い主が寝ているので、我が家の猫は飼い主に警戒して近寄ってきません。

スマホの充電が終わって、テーブルタップのスイッチを切ることは忘れないのですが、たまに、USBケーブルを抜き忘れてしまうことがあります。
キッチンの電子レンジやオーブントースターもスイッチ付きのテーブルタップを使用しているので、スイッチの入切はしっかりと習慣になっています。

USBケーブルを抜き忘れて飼い主がいなくなった昼間、そこには、ゆらゆら楽しい素敵なおもちゃがあります。
噛み応えも抜群です。

猫がコードを噛んでしまっても、それは猫が悪いのではありません。
そこにコードがあるからいけないのです。

猫のおかげで、こまめに片付ける習慣がついて、猫を飼う前よりも快適な生活になりました。

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色もサイズもいろいろ プラスチック製のモール
曲がり角用の プラスチック製のモール
ケーブルを壁に固定するには 細い釘1本だけで留めるケーブルステップル
使わない差し込み口には コンセントキャップ