賃貸DIY・省スペースでキャットタワーを作る7時間の作業工程
壁際20cmに省スペースのキャットタワーの作業工程です。
キャットタワーを設置しようとしている和室は、畳敷きで天井板には強度がありません。そして、掃き出し窓の近くに設置するため壁際20cmのスペースに納めたいのです。
我が家に最適なキャットタワーは自作するしかありません。
作業工程
6畳の和室にレジャーシートを敷いて、2畳ほどの作業スペースを確保します。
キャットタワーも省スペースですが、作業場所も省スペースです。
和室は私の寝室なので、どうあっても一日で作り終える必要があるため、午前8:00から作業を開始します。
最下部は箱型の台座にして、柱を台座に固定する
台座の天板になる18×200×500の集成材に切り込みを入れます。背面はコンセントを塞がないように、2×4材と補強金具を使って柱になる2×4材を差し込みます。
柱の上部はDIYパーツを使って廻り縁に突っ張る
2×4材の柱の上部は、廻り縁を補助材で補ってDIYパーツを突っ張ります。
柱に互い違いにステップを取り付ける
ステップになる18×200×294の集成材に切り込みを入れます。角を切断して面取りをします。
調子よく面取りを始めましたが、クズが大量に出ます。急遽、風呂場に移動して面取りをしました。
棚受け金具の125×150の125mm側をステップの短辺側に取り付け、150×200の200mm側をステップの長辺側に取り付けます。柱に、棚受け金具を付けたステップを軸細コーススレッド3.3×35で取り付けます。
互い違いに取り付けたステップの正面と側面、共に柱に取り付けた金具の長さは同じ150mmになります。
台座の箱に引き違い戸を付けて、収納にする
引き違い戸のレールになる10×10のアングルは、天板側はそのまま使います。アングルを2列ずつ両面テープで貼り付けます。
地板側は一辺を2mm残しにカットして、2列ずつ両面テープで貼り付けます。
厚さ2mmのMDFボードがあったので、それをガイドにします。カッターナイフで傷をつけると簡単に手で割ることが出来ます。
9×250の集成材で内部に棚を作ります。板戸になる9×250の集成材の上部に彫刻刀で引手を彫り、レールにはめこみます。
棚が支えになるため、板戸が奥に倒れることはありません。
台座とステップの滑り止めのために、カーペットをカットして両面テープで貼ります。
猫に最終確認をしてもらい、午後9:00くらいに終わりました。
キャットウォークも並行して作ったため遅い時間になりましたが、キャットタワーは実働7時間ほどで完成しました。
作業を終えて
生活の邪魔にならないちょうど良いサイズに出来上がりました。しかし、猫にとっては、もう少し幅があったほうが安全だったのではないかと思います。
スペースがあれば、幅は左右にあと50mmずつ広くすることをおすすめします。
我が家のお買い物
2×4材の柱を立てるためのDIYパーツ ラブリコ
脱走防止扉を作った時に買った 軸細コーススレッド3.3×35
引き違い戸のレールの代用 プラスチック製のアングル
ステップの短辺側を支える 棚受け金具125×150
ステップの長辺側を支える 棚受け金具150×200