賃貸DIY・室内ドアのガラスを外して猫用ドア

2024年1月28日

猫のトイレは、玄関廊下に置いてあります。

リビングと玄関廊下の間には室内ドアがありますが、ドアが閉まっていても猫が出入りできるように、猫用ドアをつけました。

猫の出入り

猫が自由に出入りしても問題ない部屋は、いつもドアを開けています。キャットタワーがある和室は、入り口のドアを取り外してカーテンにしました。猫の寝床がある部屋は引き戸なので、いつも猫が通れる幅だけ開けています。

リビングと玄関廊下の間のドアを猫が自由に出入りできるようにするには、猫用ドアが必要です。

猫用ドアを自作する

室内ドアや壁に穴を開けて取り付ける猫用ドアが市販されていますが、賃貸なので穴を開けるわけにはいきません。

しかし、幸いにも我が家の室内ドアは、等間隔に10枚のガラスがはめ込んである木製のものです。ドアの一番下のガラスがなければ、猫が通ることができそうです。
通り道さえ確保できれば、あとは何とでもできそうです。

形や作業の順番をイメージする

・押し縁を外して、ガラスを抜く。
・プラダンで猫用ドアを作る。
・猫用ドアをはめ込み、押し縁を付ける。

押し縁
建具にガラスを固定する方法はいろいろありますが、我が家のものは四角の木枠でガラスを固定してあり、木枠は上下左右をビスで留めてあります。ビスを外すと、ガラスは両面テープのようなもので軽く貼り付けてあるだけだけだったので、すぐに抜くことが出来ました。

猫用ドア
曇り加工されたアクリル板を使おうと思いましたが、ちょうど端材のプラダンがあったので、プラダンを使うことにしました。

寸法を決める

猫用ドアの扉部分
押し縁の開口部より1mmほど小さめにしました。

猫用ドアの扉を取り付ける枠
抜いたガラスと同じサイズにしました。

事前に採寸などはせず、作業をしながら寸法を合わせました。

道具と材料を揃える

道具

採寸:さしがね
切断:カッターナイフ、はさみ
接合:ドライバセット

材料(単位は特に記載がない場合はmmです。)

材料はすべてあり合わせで、端材を利用しました。

プラスチック製のカブセ
・5.5×190を1本(扉の下部)
猫が通るときに、プラダンの扉の切断面が危なくないように、プラダンにカブセを取り付けました。
1000mmを1本購入しても200円程度です。
プラダン
・4×190×210を1枚(枠、扉)
4×910×1820の700円程度のプラダンの端材です。
100円ショップでも購入できますが厚さ3mmなので、ホームセンターで購入したものを使っています。
粘着シート
・30×800を1枚(枠)
猫用ドアの枠を押し縁に挟んだ時に、切断面が木目に見えるように貼りました。
何かに使った100均の木目調リメイクシート300×800の余りです。
粘着テープ
(扉と枠の接合)
透明の養生テープがあったので使いました。

材料はすべてあり合わせで端材を利用したため材料費は0円でした。
新たに購入する場合はプラダンの価格にもよりますが、400~1,000円程度です。

作業にとりかかる

何となく、こんな感じで作れるかな。と思いながら何も計画せずに、とりあえずガラスを抜くことができるか、押し縁を外してみました。

簡単にガラスを抜くことができたので、また戻すのも面倒で、そのまま行き当たりばったりで猫用ドアを作り始めました。

丁度良く使える端材が揃っていたこともあり、思い立ってから完成までは1時間ほどでした。

やっつけ仕事は良くない

行き当たりばったりで、あり合わせの材料で、1時間足らずで作った割には、良くできました。

最初に扉を押し上げて、通れることを見せましたが、扉が揺れると怖がって近づきません。おもちゃで釣ってみたところ、おそるおそる通ってくれました。
今ではリビングの奥から猛ダッシュしてきて、猫用ドアをハードル走のように飛び越えて、駆け抜けていきます。

しかし、日が経つにつれプラダンのチープさが気になります。やはりガラスに合わせて曇り加工されたアクリル板のほうが見栄えが良さそうです。

作り直そうかと思いますが、扉のサイズ調整が面倒です。木枠に干渉せず、無駄な隙間がないようにプラダンを少しずつ切りながら調整しましたが、アクリル板を少しずつ何度も切るのは面倒です。
気が向いたら作り直そうと思いながら、すでに2年が経ちました。

それでも自作しようと思うなら

作業工程のご紹介記事はありません。申し訳ありません。

我が家の室内ドアと同じようなつくりなら、簡単に作れます。
抜いたガラスの縁で手を切ったりしないよう、十分ご注意ください。

ガラスさえ抜いてしまえば、扉は付けなくても、布やビニールクロスを留めるだけでも良いかもしれません。

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サイズもいろいろ プラスチック製のカブセ

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