DIYクラフト・新しいおもちゃとリメイクおもちゃ

2024年9月29日

猫用のおもちゃは、猫に遊んでもらいたい人間のためのおもちゃです。

最初は夢中になって遊んでも、猫は割とすぐ飽きます。飼い主も飽きます。
そして、お互いに忘れたころに、また同じおもちゃで遊びます。

これ以上、新しいおもちゃを増やさないようにしていますが、また家族が新しいおもちゃを買ってきました。

新しいおもちゃ

ピアノ線に、数個の短い紙紐を刺しただけのシンプルなおもちゃです。
Cat Dancer Products, INC. というアメリカのメーカーのキャットダンサー(Cat Dancer)という名前のおもちゃで、見た目と商品名にギャップがありすぎです。

我が家の猫は慎重派なので、新しいおもちゃは、まず初めに遠くから眺め、近寄って臭いを嗅ぎ、前脚でチョンチョンと少し触って…と、やる気スイッチが入るまでに少し時間がかかります。

しかし、今回は違いました。

おもちゃをパッケージから取り出した途端に、いきなりやる気スイッチが入りました。

全力で駆けてきて、捕えようと飛び掛かってきます。
これまでにない食いつき方で、まさに肉食獣といった勢いです。
シンプルな見た目と作りに反して、猫の異様な食いつきっぷりが凄くて、ちょっと焦りました。

猫が捕えようとすると、ピアノ線が適度にしなって紙紐がくるくる回って、捕れそうで捕れないのが楽しいようです。

人間が面白そうだと思うおもちゃと、猫が面白いと思うおもちゃが、こうも違うとは…。
しかし、今までに見たことがない我が家の猫の動きに、家族全員で大爆笑でした。
こんなにアクティブな猫だったとは…。

リメイクおもちゃ

新しいおもちゃは、ピアノ線がしなる動きが猫の興味を引くようです。
そういえば、大好きなプラスチック製のアングルの切れ端も動きが似ています。

ひょっとすると、まったく興味を示さない猫まきびしも、動きがあれば遊ぶかもしれないと思い、リメイクすることにしました。

家にピアノ線があったので、ちょっと細いのですが、試しにそれを使ってみることにしました。

針金ハンガーを伸ばして、プラスチック粘土を付けて持ち手にします。

ピアノ線は端を丸めます。
100均で300円だった丸ヤットコを使っています。なくてもいいけど、あるとなかなか便利です。
猫まきびしは、強く引っ張れば外れるように、ピアノ線をぐるっと絡めるだけにします。

針金ハンガーの端に、猫まきびしを付けたピアノ線を巻き付けます。

できあがった途端にやってきました。猫まきびしに興味深々です。
いままで見向きもしなかったくせに…。

試しにちょっと持ち上げてみると、肉食獣に早変わり!

とにかく、追う!跳びつく!ハンターです!
獲物は、元気に動く=新鮮ということを本能で知っているのでしょうか。

ついでに、紐を噛み千切ってしまったねずみのおもちゃも、ピアノ線に付け替えてみたところ、紐の時よりも活発に遊ぶようになりました。
獲物そのものより、獲物の動きが重要なようです。

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キャットダンサー ピアノ線 プラスチック粘土