DIYクラフト・避妊手術と使い捨て術後服
我が家の猫は生後7~8ヶ月くらいで避妊手術をしました。
手術後、傷口を舐めたりしないようにエリザベスカラーを着用します。
初めての手術とエリザベスカラー、傷口が痛くて歩けないのか、エリザベスカラーが邪魔で歩けないのか、あまり動こうとしません。動きすぎて傷口が開いてしまっては困りますが、トイレに行くにも、カラーが重くてヨロヨロと歩いています。
試しにカラーを外してみましたが、すぐに傷口を気にして舐めようとします。ずっと見張っているわけにもいかないので、着古したシャツで、術後服を作りました。
避妊手術
子猫の時から連れて行っている動物病院で丁度良い時期を見計らってもらい、2018年2月に避妊手術をしました。
手術の流れ
病院によって違うので、ご参考までに。
1. 事前に診察を受けて、手術日を決めます。
手術前の検査や費用について説明を受けました。
2. 手術日の1週間前に、予定通りの日程で手術できるか診察を受けます。
体調は万全で予定通り手術することになり、当日与える流動食をもらってきました。
3. 前日は午後8:00までに食事を済ませます。水は自由に飲ませます。
4. 当日は食事と水は抜きで、栄養価の高い食事療法食(流動食)を与えます。
お皿からは飲んでくれず、注射器で吸って、少しずつ舐めさせました。
5. 午後から手術のため、午前中のうちに病院へ連れて行きます。
6. 飼い主は帰宅しますが、猫はそのまま1泊します。
6-1. 全身麻酔をするので、事前に身体検査や血液検査を行います。
6-2. 避妊手術を行います。
併せてマイクロチップも埋め込みました。
7. 翌日迎えに行き、抗生剤と痛み止めをもらい帰宅します。
傷口を見せてもらい、説明を受けました。
8. 手術後2~3日は、激しい運動は控えてゆっくり休ませます。
8-1. 食事療法食(流動食)と抗生剤、痛み止めを与えます。
8-2. 傷口を舐めたり、糸を引っ張ったりしないように注意します。
帰ってきた当日は術後の体力回復のために、病院でもらった流動食も与えました。
2~3日は、キャットタワーやキャットポールに上らないように段ボールで囲いました。
痛みがあるかどうかはわかりませんが、とにかく傷口が気になって仕方がないようでした。
9. 手術後10~14日で抜糸をします。
手術後11日目に抜糸をしました。
10. 太りすぎに注意します。
避妊手術後は太りやすくなるというので、餌とおやつの量はしっかり守り、定期的に体重測定をしています。
術後服
長袖Tシャツの袖を切って、手足が通る穴をあけます。猫の動きに合わせて伸びるように、切りっぱなしにしておきます。
メリヤスやフライス編みの伸び縮みする生地がおすすめです。着古したシャツのほうが生地が柔らかくなっていて、着心地が良さそうです。
裾や首元は縫い絞って調整する必要があるため、前もって波縫いをしておきます。
もとからある袖の縫い目が傷跡にひっかからないように、背中側に回して着せて、裾や首元を絞ります。
お尻の部分は開いているので、着たまま排泄できます。
2~3日でよれよれになるので、使い捨てです。足を通している穴が、だんだん伸びて広がってくると、そこから傷口を舐められるようになってしまうので、伸びてきたら次の服を作ります。
袖で2着と身頃で1着作れるので、長袖Tシャツ1着が術後服3着になります。
ファッションショー
色違いやデザイン違いも作りました。素敵な毛皮を着ているので、普段は服を着せることはありませんが、この時ばかりは楽しませてもらいました。
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